全長285メートルの豪華客船が富山県高岡市の伏木富山港に初めて入港です。
クルーズ船の寄港へ誘致合戦が激化するなか、関係者が約1900人の乗客を歓迎しました。
伏木富山港に入港したのは、オランダ船籍のクルーズ船「ノールダム」で、全長は285メートル、総重量は8万トンを超え、伏木富山港に入港するのは初めてです。
入港した22日の朝は、高岡市のキャラクター「利長くん」や地域おこし協力隊の隊員などが約1900人の乗客を出迎えました。
クルーズ船「ノールダム」は今月13日に横浜港を出港し、15日間の日程で、神戸市や函館市、韓国のソクチョ市などを周り、横浜港に戻る予定で、乗客はツアーバスやタクシーに乗り込み、南砺市の井波や五箇山地域、金沢市などへ観光に向かいました。
クルーズ船の寄港を巡っては、富裕層を含む数百人から数千人の観光客が一度に訪れることから、その経済効果などを期待して国内で誘致合戦が激化しています。
富山県も国内外の船会社へのセールスを強化しており、今年もあと7回クルーズ船が寄港する予定です。
*クルーズ船の乗客
「チューリップフェアやガラス美術館、すずがみ作り体験に参加する予定。楽しみにしている。」
ノールダムは22日午後5時に次の寄港地である秋田市に向けて出港しました。