バイクの販売代金として高知市の男性から550万円をだまし取った詐欺罪に問われている高知市の無職の男(38)の初公判が4月22日、高知地裁で開かれました。
起訴内容などによりますと、男は名古屋市で中古バイク販売会社を経営していた2022年12月、男性に売るつもりのない大型バイク「KAWASAKI KZ1000MkII」の代金として550万円を支払わせ、だまし取った罪に問われています。
初公判で男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察は冒頭陳述で会社は被告のワンマン経営だったとした上で、インターネットの中古バイク販売サイトにすでに売却済みのバイクの写真を掲載していたと指摘しました。
次回公判は6月3日に開かれ、結審する予定です。