5月6日に高知ユナイテッドSCと香川・カマタマーレ讃岐の四国ダービー「土讃戦」が行われます。試合を前に、高知ユナイテッド期待の3選手に直撃インタビュー。素顔に迫りました。
現在リーグ得点王をひた走る小林心選手に、中盤の要・高野裕維選手、鹿島アントラーズから移籍してきた須藤直輝選手。普段は互いにボールをつなぐ3人ですが、今回は互いに「質問のパス」をつないでもらいます。
まずは、高野選手から小林選手への「パス」です。
高野裕維選手:
「試合前日、必ず行く所はありますか?」
小林心選手:
「スターバックスコーヒー。からの本読んだりしてます。アウェーもスターバックスコーヒー行ってます。高野選手と」
高野裕維選手:
「ルーティンですね」
心選手と高野選手は同い年。ともにチーム3年目の2人は大の仲良しです。
鍛治屋明香アナウンサー:
「逆に、いつもパスをもらっているお2人に、心選手からパスを出してもらってもいいですか」
小林心選手:
「ドリブル中に意識していることは何ですか?」
ドリブラーとして秋田監督も一目置く須藤選手の回答は。
須藤直輝選手:
「うまい選手になってくると、守備側が主導権をにぎって対峙してくるところがあるので、そうなってしまうと自分は体格もスピードもすごいあるわけじゃないので負けてしまう。まず(ボールを)もらう位置とトラップする場所で主導権を握れるようにって意識はしてます」
小林心選手から高野選手に出されたパスはとんでもない変化球でした。
小林心選手:
「高知ユナイテッドの選手の中で結婚するなら誰がいいですか?」
高野裕維選手:
「今井那生選手」
小林選手・須藤選手:
「おお~」
「ええ~」
高野裕維選手:
「彼の明るい部分っていうのは僕にはないもので、自分を明るくしてくれてポジティブな気持ちにさせてくれる。そういうところがあるから、結婚するなら那生くんかなと思います」
自分の名前が出てくると期待していたのでしょうか、想定外の答えに心選手がヒートアップします。
小林心選手:
「熱くね?大丈夫?うっとうしくなってくるんじゃない?毎朝『おはよう!』って」
鍛治屋明香アナウンサー:
「今井選手にプロポーズするならどんな言葉をかけますか?」
高野裕維選手:
「プロポーズはシンプルです。結婚してください。一生一緒にいてください」
小林心選手:
「明日言っていただいて…(笑)」
高野選手は香川県出身。その香川がホームのカマタマーレ讃岐と高知ユナイテッドは、5月6日「四国ダービー」で激突します。「土讃戦」と銘打ったこの一戦への意気込みを語ってもらいました。
高野裕維選手:
「(カマタマーレ讃岐は)幼い頃から見てきたチームでもあります。まず目の前のチーム、目の前の相手に絶対勝つ、絶対負けないというところに変わりはないと思うので、カマタマーレ讃岐にしっかり勝ちたい」
3選手:
「高知一心で目指せ、(入場者)1万人」
カマタマーレ讃岐との四国ダービー「土讃戦」は、5月6日、高知市の春野陸上競技場で午後2時にキックオフ。香川からの観戦バスツアーも予定されています。高知ユナイテッドは入場者1万人を目標にしています。