4月16日に周辺でクマが目撃されていた岩手県紫波町の城山公園でも、19日に入場規制が解除され、多くの人が見頃のサクラを楽しんでいます。
標高180メートルほどの小高い丘に広がる紫波町の城山公園では、ソメイヨシノやヤエザクラなど約2000本のサクラが見頃を迎えています。
21日はすっきりとした青空が広がる中、サクラ越しの岩手山も見ることができました。
公園には多くの人が訪れ満開となったサクラを楽しんでいました。
花見客は「ピンクのサクラがあって黄色い花も咲いていて、ものすごくきれい。天気も良くなって青空ですごく映えて良いなと思って見ていた」と話していました。
この城山公園では4月16日、周辺でクマの目撃が相次いだことから、その後3日間にわたり入場が規制されましたが、16日以降は公園付近での目撃がなかったため、19日に規制は解除されました。
紫波町観光交流協会 高橋松雄事務局長
「城山がいつも通りお花の山になった。クマはもう出てきていないようですので、花を純粋に楽しんでもらいたい」
園内では露店が並び夜間のライトアップなどが行われる「城山桜ウィーク」は、4月27日まで開かれています。