秋田県横手市の小学生が21日、稲の種まき作業に挑戦し農業への理解を深めました。
稲の種まきを行ったのは、横手市の増田小学校の5年生の児童31人です。21日は地域の高校で農業を学んでいる生徒から種まきのコツを教えてもらいました。
児童たちが育てるのはサキホコレです。
一つの穴に約3ミリの種を3粒ずつ入れていく種まき作業。小さな種をピンセットでやさしくつまむことがポイントですが、細かい作業に苦戦する児童の姿も見られました。
「落としてしまうのが怖いから、落とさないように持つのが難しい」と慎重に作業を進める児童たち。種に土をかぶせたら作業終了です。
児童は「種を3粒入れるのが大変だった」「とてもおいしくて、もっとサキホコレが有名になれるようなコメを作りたい」と話していました。
児童たちは、5月中旬に田植えを体験する予定です。