次の4年間、県都、富山市政の舵取りを担うリーダーが決まりました。
20日に投票が行われた富山市長選挙。
「幸せ日本一とやま」を公約に掲げた藤井裕久市長が、2期目の当選を果たしました。
富山市長選は、無所属で、自民、公明、立憲民主、国民民主の4党の推薦を受けた藤井裕久市長が10万6515票を獲得。
新人の染谷明子さんに大差をつけ、再選を果たしました。
*富山市長選 再選 藤井裕久氏
「まずは震災からの復旧・復興、災害に強いまちづくりをしっかり進める。市民が主役、市内の企業が活躍できる、『幸せ日本一とやま』をみなさんとともに作っていく」
藤井さんは63歳。2021年、県議会議員の任期途中で、富山市長選に立候補し初当選。
今回は、能登半島地震からの復旧、復興や最新技術を活用したスマートシティ政策、「こどもまんなか社会」の実現などを訴え、再選を果たしました。
今回の選挙は、現職・新人の一騎打ちとなり、「藤井市政1期目の評価」が争点となりました。
*染谷明子氏
「子育てのことは具体的に子育て世代が望んでいることを実現するため、藤井市政に要望として出していきたい。医療介護が危機的状況にあることは富山市として大きな問題。しっかりと伝え続けたい」
投票率は、前回を5.01ポイント下回る42.96パーセントと、過去最低となりました。