19日、大分県大分市中心部の繁華街で起きた強盗致傷事件で、警察は被害者の男性と犯人グループとの間に何らかのトラブルがあったとみて捜査を続けています。

周辺の防犯カメラの映像にはこのときのトラブルとみられる様子が記録されていました。

この事件は19日午前2時40分ごろ、大分市都町の国道上で、若者とみられる男女のグループが市内に住む45歳の看護師の男性に暴行を加え、現金およそ30万円を奪って逃走しているものです。

男性は足の骨を折るなどの大けがをしました。

事件の直前、男性は現場近くの公園で「若者グループから声を掛けられた」と話しているということですが、防犯カメラにはそのときの様子とみられる映像が記録されていました。

青い丸を付けた白色っぽい服を着た人が被害者の男性とみられ、4人の男女のグループと揉めているように見えます。そして、全員が事件が起きた国道の方へと向かっていきました。

このあと、グループの1人が引き返し、さらに2人を引き連れて再び事件現場の方へ走っていく様子も確認できます。

警察はこうした周辺の防犯カメラの映像を集めて解析し、犯人グループの行方を追っています。

犯人グループの男女は10代から20代とみられ、警察では事件の直前に男性との間で何らかのトラブルがあったとみて捜査を続けています。

テレビ大分
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