神奈川・相模原市で16日、ウインカーも出さず割り込み運転をする男性が、クラクションを鳴らされたことで逆上し、車から降りて罵声を浴びせる一部始終がカメラに捉えられた。男性は、クラクションを鳴らす長さ激高。撮影者が繰り返し謝っても怒りは収まらず、理不尽な言いがかりに恐怖を感じたという。驚くような、身勝手な逆ギレトラブルだった。
クラクションに激高!道の真ん中で怒鳴る男
神奈川・相模原市で16日夕方5時頃に撮影されたのは、なぜか車から降りて道の真ん中で怒鳴り散らす男性の姿だった。
声を荒げる男性に謝り続ける撮影者。しかし、男性の怒りは止む気配もなく、男性は怒り心頭だった。その理由は理不尽なものだった。

当時、現場は帰宅時間帯ということもあり、道路が混み合っていた。すると右側の車線から赤い車が割り込んできた。しかも、よく見るとウインカーも出していない。ぶつかると感じた撮影者は、クラクションを勢いよく鳴らした。
しかし、その直後、なぜか赤い車はドアを少し開けながら走行し始めた。そして赤信号で止まると、男性が降りてくる。

そして、男性は撮影者に対し、怒鳴り始めた。「ぶつかりそうだったんで…」と説明する撮影者に対し、「あぁん?ぶつかってねえよ!おめえこの野郎!なんだよお前!」と最初からけんか腰だった。
勢いに気圧された様子の撮影者が、「すみません…申し訳ないです」と謝るも、男性は、「おい!何鳴らしてんだよ!お前!」とわめき、無理な割り込みを棚に上げ、鳴らされたクラクションにご立腹の様子だった。
当時を振り返り撮影者は、「クラクション鳴らしすぎて、(相手は)少しむかついてしまったのかな…」と語っている。
クラクションが長すぎたことに「怒り」か?
怒り心頭の男性だが、怒っていた理由は“クラクションを鳴らす長さ”にあるようだった。

その後も男性は、「何鳴らしてんだよ!お前!ブーーーー!っつってよお前!1回プッ!て鳴らせばわかんだろ!?なぁ?」とブチギレ状態だった。
反省する素振りもない物言いに撮影者も、「(クラクションを)鳴らすなってことですか?ぶつかれってことですか?」と言い返した。

それに対し男性は、「あ゛ぁ゛ん? 何言ってんだお前!鳴らしすぎだよバカ!ケンカ売ってんのかお前」と小馬鹿にしたような態度を続けていた。
男性とのやり取りについて撮影者は、「罵声をあびせられたのが怖かったのと、殺されてしまうんじゃないかって恐怖がありました」と話している。
その後、男性は撮影者に20秒ほど罵声を浴びせると、車へと戻っていった。
(「イット!」 4月18日放送より)