ネクスコ中日本は、2025年4月に東名高速や新東名高速などで発生した、ETCのシステム障害の原因が、サーバー内のデータの破損によるものと明らかにしました。

 2025年4月6日未明に発生したETCのシステム障害は最大1都7県、106か所の料金所に拡大し、応急復旧まで38時間を要しました。

 ネクスコ中日本は4月18日、記者会見し、原因について2025年1月に導入したサーバーの不具合でデータが破損し、ETCレーンで通過できる車を「通過できない」と誤って判定していたということです。

 現在も応急復旧として、一部のデータ処理を手動で行っていて、ゴールデンウィークまでの本復旧を目指すとしています。

 また、今回の障害発生後、ETCレーンの開放など対応が遅れたことから6月中をめどに、大規模なシステム障害を想定したマニュアルを作成するとしています。

東海テレビ
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