大型連休を前に、倉吉市関金町にあるかつての国民宿舎がリゾートホテルに生まれ変わりました。4月26日のオープンを前に、関係者が完成を祝いました。

倉吉市関金町に完成した「HOTEL星取テラスせきがね」。
かつての国民宿舎をリニューアルし、4月26日にオープンします。

倉吉市・広田市長:
関金を大いに愛していただけるような施設に生まれ変わった。周遊滞在型の観光に大きく役立っていくものだと期待している。

1968年に開業したかつての国民宿舎が2020年に閉館、温泉街の活性化を目指す市が3年前から再生事業を進めていました。
総事業費は13億4000万円、5階建ての旧館を改装したほか、2階建ての新館を増築。県内の企業が指定管理者として運営にあたります。
客室は30室で定員は162人、部屋からは大山や蒜山の絶景が楽しめます。
新館には、年齢や障害に関わらず誰もが利用しやすいユニバーサルデザインを採用。
大浴場には露天風呂もあり、車いすでの入浴も可能です。さらに…。

作野俊介記者:
こちらがワンちゃんと一緒に宿泊できる部屋です。このようにワンちゃん用のケージもあります。

大型犬も宿泊できる「ワンちゃん泊ルーム」が1階に4室。部屋から直接ドッグランを利用できます。
また食事は、地元の食材をいかした本格的な和食。「現代の名工」に選ばれた地元出身の料理人が腕をふるいます。

HOTEL星取テラスせきがね・江原剛社長:
地域の人に愛されながらも、地域の方がよそから知人、友人を呼びたくなる施設、そんな運営をしていきたい。

「星取テラスせきがね」は4月26日にまず新館がオープン。旧館は夏ごろにオープン予定で、年間約1万2000人の利用を見込んでいます。

TSKさんいん中央テレビ
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