東京・皇居前で30日、文字やしめ縄が巻かれた異様な車がガードパイプに接触し、運転していた着物姿の50代男が現行犯逮捕された。

男は支離滅裂な発言を繰り返し、車内には布団や食料が積まれていた。警視庁が動機などを捜査中だ。
しめ縄巻かれた車がガードパイプに突っ込む
30日昼前、東京・大手門前の皇居周辺。1台の車がガードパイプに突っ込み、騒然としていた。

斉藤昌昭記者:
多くの観光客で賑わう皇居の大手門前のガードレールに、文字やマークがたくさん書かれた車が接触しています。
車体にしめ縄のようなものが巻かれている。車の正面に手書きで「たすけてあげるよ」と書かれ、その横にハートマーク。

車体の横にも「誰でもおいで。みんな一緒に幸せに成るぞおっっ」「たすけてあげるよ」などと一面に書かれていて、異様な雰囲気だ。

警視庁は、車を運転していた50代の男を現行犯逮捕した。
着物姿の男が支離滅裂に叫ぶ
ーー運転手はどんな感じの人?
目撃者:
着物でね。普通の着物じゃない。わけのわからないことを言っていたね
男は、事故を起こした後、近くの皇宮警察官に大声を上げていたという。

その内容は「俺は国をよくするために、全世界を幸せにするために。コンビニのトイレを借りるとカギがかかっている」と支離滅裂。

車の中には布団や食料が積まれていたということで、警視庁は男から事情を聞いている。
(「イット!」4月30日放送より)
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