鹿児島県内の警察署長が一堂に会する会議の場で、県警の岩瀬聡本部長が非違事案の再発防止に向けた取り組みの徹底を求めました。

鹿児島県警本部・岩瀬聡本部長
「先般も幹部職員による非違行為が明らかになり懲戒処分を実施するに至りました。今、組織が大変厳しい状態にあるという強い危機感を持ち、組織再生のためにできることに貪欲に取り組んでいただきたい」

不同意性交などの疑いで書類送検され、停職1カ月の懲戒処分を受けた、県警の前の捜査2課長、安部裕行警視について触れつつ、幹部職員らに引き締めを呼びかけた県警の岩瀬聡本部長。

県警本部で開かれた県下警察署長等会議には、県内各警察署の署長を始め、約80人が出席しました。

岩瀬本部長は非違事案を巡り、とりまとめられた再発防止策を確実に進めることを2025年度の最大の課題に挙げ、幹部職員らに対し、次のように述べました。

鹿児島県警本部・岩瀬聡本部長
「部下職員にも再発防止策が取りまとめられることとなった重みを自分事として捉え、職責の自覚や職務倫理に改めて思いをいたすことをできるよう、ご自身の言葉で熱意をもって伝えていただきたい」

鹿児島テレビ
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