犯罪捜査などで活躍する警察犬の審査会が富山市で開かれました。

審査会は、普段は一般の人が飼育し、犯罪捜査や行方不明者の捜索の際、県警が出動を要請する「嘱託警察犬」を選考するもので、18日は家庭で飼われている25頭が参加しました。

審査項目は、必須の「服従」に加え、遺留品をさがす「足跡追及」などで、18日はシェパードなどに混じって、県内初となる柴犬の警察犬を目指し、富山市の「ちゃこ」が3年連続で挑戦しました。

「伏せ!」

*飼い主 笹川寮子さん
「いつもよりは緊張していたかな。(特徴は)人懐っこいところ。防犯教室などで役立てたら」

去年、県内で嘱託警察犬が出動したのは120件で、中には行方不明者の発見につながったケースもあったということです。

合格した犬は、6月1日から1年間、「嘱託警察犬」として出動に備えます。

富山テレビ
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