海邦総研がジャングリア沖縄の開業について実施したアンケートで、沖縄県内企業の半数が観光客の増加に期待を示す一方、およそ9割が交通渋滞に懸念を示していることが明らかになりました。

海邦総研は3月ジャングリア沖縄について、県内2000の企業を対象にアンケートを実施し367社から回答を得ました。

このうちパークの開業について「非常に期待している」「やや期待している」と回答した企業は全体の48.2%と半数近くを占め、特に観光客の増加や雇用機会の創出などに期待を寄せる声が多くあがりました。

一方で、およそ9割が交通渋滞の悪化に懸念を示す結果となり、本島北部の企業に限定するとほとんどの企業で渋滞が経営に及ぼす影響を不安視している実態が浮き彫りになりました。

また交通渋滞に次いで「人件費の高騰」に46.0%、「地価・賃料の上昇」に33.2%が懸念を示す結果となっています。

県が渋滞緩和のために進めるパーク入口となる県道84号線の右折帯の工事が開業日までに間に合わない可能性があることも分かっていて、渋滞への不安を払拭できるかに関心が集まっています。

沖縄テレビ
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