県内各地や岐阜県など全国で2024年、空き巣を繰り返し1600万円相当の金品を盗んだ男2人に長崎地裁は18日、2年8カ月の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、愛知県の元電気通信事業 吉口文崇 被告(31)と、その親戚にあたる吉口大輝 被告(25)です。

判決によりますと2人は、2024年9月から10月にかけ、雲仙市や諫早市、そして岐阜県で金品を盗む目的で勝手口や窓から住宅に侵入し、共謀して、現金や金庫など約1600万円相当を盗みました。

判決公判で、長崎地裁の太田寅彦裁判官は「金めの物を狙い、まるごと金庫を持ち出すなど、犯行手口は大胆で、常習性は顕著」と指摘。

しかし、「盗んだ金の一部を弁償していることや、家族が更生に協力的」などとして2年8カ月の実刑判決を言い渡しました。

テレビ長崎
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