岐阜県と長野県にまたがる焼岳について、気象庁は「噴火の可能性は低くなった」と判断し、噴火警戒レベルを2から1へ下げました。

 焼岳では山頂付近を震源とする火山性地震が増加したことから、気象庁は2025年3月4日、噴火警戒レベルを「2」の火口周辺規制に引き上げていました。

 気象庁によりますと3月中旬以降、焼岳の火山活動は低調に推移し、「想定火口域のおおむね1キロ以内で噴火の可能性は低くなった」として、噴火警戒レベルを「1」に引き下げました。

 これに伴い、高山市も焼岳の登山口への立ち入り禁止を解除しましたが、万が一に備え、登山の際はヘルメットやゴーグルなどを装備するよう呼びかけています。

東海テレビ
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