JR東日本の新幹線を使った大口の荷物を定期輸送するサービスが4月18日から始まり、その第1弾として山林火災の被害を受けた岩手県大船渡市の特産品が積み込まれました。
JR東日本は、新幹線を活用した荷物輸送サービス「はこビュン」の大口荷物の定期運行を18日から始めました。
臨時列車1便の1号車と2号車を荷物専用にして、通常時の5倍程度の荷物が積める状態で毎週金曜日に運行するということです。
大口輸送の第1弾として積み込まれることになったのは、銘菓の「かもめの玉子」や乾燥わかめなど大船渡市の特産品段ボール60箱分です。
JR東日本は山林火災の被害を受けた大船渡市の特産品をグループ会社が運営する東京のコンビニなどで販売し復興支援につなげたいとしています。
JR東日本 伊藤雅元盛岡新幹線運輸区長
「大船渡は魅力あるものがたくさんある。これからもさまざま形を変えながら大船渡の支援をしていきたい」
JR東日本は19日と20日に「大船渡マルシェ」と銘打ち、盛岡駅の中に大船渡市の特産品を販売するコーナーを設けることにしています。