大手コンビニチェーンが岩手県産の食材を使った商品を東北6県で販売することになり、これを前に関係者が4月17日に県庁を訪問し達増知事に商品を紹介しました。
県庁を訪れたのはセブン-イレブン・ジャパンの桝尾威彦執行役員ら7人です。
セブン-イレブン・ジャパンは4月22日から5月5日まで県産の食材を使った商品を販売する「いわての食財応援フェア」を東北の約1500店舗で展開します。
今回販売される県産食材を使った7種類の商品です。
鶏肉の食感が楽しめる「岩手県産菜彩鶏肉のキーマカレーパン」や葛巻町産の牛乳がムースに使われている「生ハムとブロッコリーバジルサラダ」、それに陸前高田市の三陸ジンジャーを使用した「切昆布と生姜のおむすび」などがあります。
達増知事は「切昆布と生姜のおむすび」を試食し感想を述べました。
達増知事
「ショウガがすごく効いている。いまようやく具に到達した。昆布が合う、この切昆布が」
達増知事は「おいしくて体にも良さそうなので多くの人に食べてほしい」とフェアへの期待感を示していました。
セブン-イレブン・ジャパン 桝尾威彦執行役員
「『いわての食財応援フェア』は3回目。岩手の良さを伝えるということと地域経済の活性化にもつながる」
セブン-イレブン・ジャパンは農林水産業に活用してほしいとしてフェアの売り上げの一部を県に寄付することにしています。