春を告げる「湯之元馬頭観音馬踊り」が、4月13日、鹿児島県日置市東市来町の湯之元温泉街でおこなわれました。
この馬踊り、始まりは明治25年にさかのぼります。
家畜の安全や多産、五穀豊穣などを願う伝統行事です。
訪れた人
「地元にいるが、私も踊りたいくらい」
「子馬ちゃん(ポニー)と大きな馬がかわいい」
「(お馬さんが)かわいかった」
「シャンシャン」という鈴の音を聞くと、御利益があるそうですよ。
馬主・徳重推幸さん
「天気が心配だったが、いい天気になって良かった」
馬踊りを主催・湯之元クラブ 徳永利久さん
「これをなくしたら湯之元の街が、祭り自体がなくなるので、『ちゃんとしないといけない』という覚悟でやっています」
踊り連の人たちも、楽しみにしていたようです。
踊り連の男性
「1年の始まり。これが来たら春が来たっていう感じ」
中俣美咲気象予報士
「結構、練習されたんですか?」
踊り連の男性
「2週間前から」
「嘘を言うな。3日しか来ていないです」
「(このあと)江口蓬莱館に移動する。ユノモトサンスケが登場する予定」
ということで行ってみると。
地元・湯之元の非公認キャラクター、ユノモトサンスケさん。
ゆるキャラとは思えない、軽やかな踊りですよね。
頭は「風呂おけ」、しっぽは「風呂いす」なので・・・
子どもたちに大人気。
温泉のように温かい触れ合いでも、会場を盛り上げていました。
特技は背中を流してくれることだそうです。