4月も中旬となりました。
荒茶の生産量が日本一となった鹿児島で、2025年も新茶の収穫シーズンを迎えています。
坪内一樹キャスター
「知覧の茶畑にきています。春の日差しのもと、鮮やかな黄緑の新茶が今、収穫されています」
開聞岳をのぞむ緑一面の茶畑に、真っ赤な茶摘み機が動いています。
お茶の収穫時期の風景です。
南九州市知覧町にある汐見原茶生産組合では4月9日から収穫をはじめ、今、収穫の最盛期を迎えつつあります。
多い時で1日10トン~12トンほど収穫するということで、25ヘクタールの茶畑のうち3割ほどの収穫が終わりました。
2025年は春先に気温の低い日があったことから、例年と比べて収穫のスタートが遅れましたが、新茶の時期は毎年特別なタイミングのようです。
汐見原茶生産組合・前原公也代表理事
「順調に育ってきて今、お茶を摘むことができてウキウキしている」
2024年の荒茶の生産量が日本一となった鹿児島。
2025年の収穫が始まりましたが、生産現場では引き続き良いお茶を作ることが大切だと捉えています。
前原代表理事
「生産現場では、いつもと変わらないお茶をお届けする。それに尽きる」
新茶の収穫は来週いっぱいまで続くということです。