上市中学校で去年7月、部活動中に砲丸が生徒の頭にあたり、大けがをした事故で、砲丸を投げた男性教諭が業務上過失傷害の罪で略式起訴されました。
富山区検察庁が略式起訴したのは、上市中学校の25歳の男性教諭で、起訴状などによりますと、去年7月、顧問を務める陸上部の部活動中、前方に生徒がいることを分かっていたにも関わらず、注意喚起をせず、重さ4.5キロの砲丸を投げ、生徒の頭に直撃させたとされています。
生徒は頭の骨を折る大けがをしましたが、中学校によりますと、現在通常通り学校に通っているということです。
男性教諭は現在も上市中学校に勤務していますが、部活動の指導からは外れています。
中学校は「厳粛に受け止め、再発防止に向け、生徒の安全管理と教員の指導に努める」とコメントしています。