17日の富山県内は広い範囲で晴れ、気温が上がり、県内の多くの地域で夏日を記録しました。

*まちの人
「きょうは暖かいですね。きのうまでなら長袖が必要だったんですけど、きょうは暑いので脱いじゃって半袖」

*まちの人
「分厚い服を着て来て失敗した。きょうは半袖でもいい感じ」

*リポート
「午後1時の富山駅前です。日差しは強いですが、時折風が吹いて過ごしやすいと感じます。ジャケットを手に持って歩く人の姿もみられます」

県内は高気圧に覆われて、おだやかに晴れ、最高気温は富山市の富山空港で27.0度、富山市で26.9度、高岡市伏木で26.8度など、県内ほとんどの観測地点で最高気温が25度以上の夏日を記録しました。

富山市と高岡市伏木で夏日を記録するのは先月27日以来21日ぶりです。

気温が上昇したものの湿度が低くカラッとした暑さで、この初夏の陽気に県内を訪れた外国人観光客も快適に市内の観光を楽しんでいるようでした。

*韓国からの観光客
「きのうは寒かった。きょうは気温が上昇したが風はとても涼しいから富山の気候は気に入った」

*インドネシアからの観光客
「きょうはとても暖かい。とてもいい天気だからジャケットは必要ない」

この天気の中、呉羽梨の産地富山市吉作のナシ畑では、ナシの花が満開となり、一面白いじゅうたんを敷き詰めたような光景が広がっています。

ナシ農家の人たちが朝から畑に出て呉羽梨の主力品種幸水の受粉作業に精を出していました。

18日も、はじめは高気圧に覆われ日中、日差しがある見込みで呉羽梨選果場では受粉作業が順調に進み来週月曜日までには終えそうということでした。

南からの暖かな空気が入り込むためさらに気温が上がり、富山市の予想最高気温が29度と真夏日に迫る暑さとなりそうです。

呉羽梨選果場によりますと、今年のナシは霜が降りることもなく順調に成長しているということで、安定した天気が続けばゴールデンウィーク明けには余分な果実を取り除く摘果作業が始まるということでした。

富山テレビ
富山テレビ

富山の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。