大都市圏を中心に老人ホームを運営してきた「ベネッセスタイルケア」による新たな老人ホームが、北東北で初めて5月に岩手県盛岡市にオープンします。
生活の質の向上のためAIなどの技術が生かされています。
盛岡市菜園に5月オープンする「リハビリホームボンセジュール菜園」は、食事などのサービスが付いた住居型の老人ホームで、介護が必要かどうかに関わらず65歳以上の人は誰でも入居できます。
スタッフが24時間で対応し、日中は専門の看護職員が利用者の健康を管理します。
部屋はタイプの違う71室が用意されていて、夫婦など2人で入居することも可能です。
車いすでも湯船に浸かれる設備があるほか、機能訓練指導員が個別リハビリプログラムを組み立てるなどサービスが充実しています。
そして特に注目されるのがデジタル技術の活用です。
睡眠の質を可視化するセンサーや、薬の間違いを防ぐための顔認証システム、さらにAIが個人の介護記録から体調不良の要因を推測しケアの方法を提案するなど、様々な形で生活の質の向上を図ります。
リハビリホーム ボンセジュール菜園 早川豪太ホーム長
「その方らしさを大事にしていただきたくて、これからの人生どのような形で楽しんでもらえるかお手伝いしていきたいし、そういう生活をお客さまも望んでほしい」
ベネッセによる北東北初の施設「リハビリホームボンセジュール菜園」は、5月1日にオープンします。