様々な事情を抱えた子どもたちを受け入れる秋田市の通信制の高校が開校2年目を迎え、16日に入学式が行われました。新入生34人が高校生活をスタートさせ、コースも7コースとなり学習環境はさらに充実しています。

開校2年目を迎えた「さくら国際高校秋田キャンパス」に、2025年度の新入生34人が入学しました。

16日の入学式で瀧森威校長は、新入生に向けて「どんどん好きなことをやって自分自身を信じて、失敗を恐れるのではなく一歩踏み出してみてほしい。その過程で得た経験や学びは、必ずや皆さんの人生の財産となる」と話しました。

この学校は、様々な事情で通学や学校生活が困難な子どもたちを受け入れる通信制の高校です。2025年度からはキャンパスが秋田キャッスルホテルに移され、教室が広くなり、多くの生徒が伸び伸びと学習できる環境が備わりました。

また、コースはこれまでの進学や資格取得などに加え、新たに看護・福祉や調理を学ぶ2つの部門が加わり、合わせて7つになりました。学び方もオンライン授業など自分に合った方法を選べます。

eエデュケーションコースを専攻する新入生は「将来はゲームを作りたいと思っているので、ゲームに関わるプログラミングを学べるよう頑張りたい。新入生のみんなと楽しく学校生活を送りたい」と話しました。

美の国あきたクリエイトコースを専攻する新入生は「絵を描くのが好きで、もっと自分の趣味を伸ばしていきたいと思い入学した。友達をつくって青春したい」と学校生活に胸を躍らせていました。

新たな一歩を踏み出した新入生たち。授業は4月21日からスタートします。

秋田テレビ
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