百日咳の流行について秋田県医師会は「県内も増加傾向にある」として、ワクチンの接種やマスクの着用など感染対策を呼びかけています。
県医師会は4月30日に会見を開き、百日咳の県内の感染状況を発表しました。
それによりますと、2024年1年間の県内の感染者数は78人でしたが、2025年は4月初めの時点でその数を上回るペースで増加しています。
県医師会は、生後6カ月未満の乳児は重症化の恐れがあるため、生後2カ月を過ぎたら速やかにワクチンを接種するよう呼びかけました。
また、乳児がいる家庭は大人もワクチンの追加接種を検討するとともに、手洗いなど基本的な感染症対策を続けてほしいとしています。