全国で感染の広がりがみられている百日咳の患者数が、秋田県内でも増加しています。
百日咳は主に子どもがかかる感染症で、咳が長引く点が特徴です。乳児がかかった場合、重症化して死亡する恐れがあります。
4月21日から27日までに報告された県内の百日咳の患者数は43人で、前週から11人増加しました。
保健所別では、秋田市が22人と最も多く、次いで横手が13人、大館が3人、湯沢が2人、能代・秋田中央・由利本荘がそれぞれ1人となっています。
一方、インフルエンザの患者数は、県全体で1医療機関当たり3.24人で、7週ぶりに減少に転じました。
しかし保健所別にみると、能代・大仙・秋田中央で患者数が増加していて、県は感染対策の徹底を呼びかけています。