岐阜県関市のご当地映画「名もなき池」をめぐる問題で、市は2025年4月16日、制作会社側に新たに督促状を送付しました。
関市を題材にしたご当地映画「名もなき池」をめぐっては、制作会社の「イロハ・スタンダード」に示した「2025年3月末までに複数の映画館で4週間以上の上映」などの条件が満たされていないとして、市が補助金2000万円の全額返還を求めています。
関市によりますと、返還請求の期限である4月15日までに入金は確認されず、市は16日新たに、遅延利息を含めた督促状を送付したということです。
制作会社側は、3月末に兵庫県の淡路島の映画館で公開したことなどを理由に返還に応じない姿勢を示していて、代理人の弁護士は「督促状の内容を確認した上で対応を検討する」とコメントしています。