富山県内のレギュラーガソリンの小売価格は、最高値のまま横ばいとなりました。
原油安や円高の影響で、来週は値下がりに転じると見られます。
石油情報センターによりますと、14日時点の県内のレギュラーガソリンの小売価格は、1リットル当たり189円40銭と、過去最高となった先週と変わらず横ばいとなりました。
アメリカの関税政策の影響で原油価格が下落したためで、値上がりは5週でストップしました。
現在、価格が全国平均で185円を上回った際に、政府の元売り会社への補助金が支給されていますが、原油安や円高の影響で来週の小売価格は値下がりし、185円を下回るとみられ、17日から1週間、補助金は0円となります。
補助金がゼロとなるのは、3年前の制度開始以来初めてで、石油情報センターはしばらくは全国平均は185円程度で推移するとみています。