日本博覧協会によると、大阪・関西万博の海外パビリオンで遅れていたブラジル館とチリ館が、きょうオープンします。

ブラジルはタイプAのパビリオンで、代表団のマリア・ルイーザ・クラーヴォさんは「ブラジルパビリオンでは、豊かな自然を見せるだけでなく、それが破壊されていく現実も見せる。展示を通して私たち社会が抱える問題への対策を考え、ブラジルの存在感を示したい。

これまでは照明やバルーン展示など、パビリオン内部の最終調整を行なっていたが、準備が整った。ぜひブラジル館を訪れてほしい」とコメントしました。

■5月からチリワインなどの試飲コーナー

チリはタイプBのパビリオンで、テーマは「マクン : 人々を包むチリの織物」。

先住民族の文化と最先端の持続可能性技術が融合したデザインで、組み立て・分解・再利用が可能なエコで「ノマド」な建築だということです。

5月からは毎日午後1時から2時まで、ワインやピスコ、ビールなどチリのアルコールを試飲できるコーナーが設けられます。

今日までに開館していない海外パビリオンはネパール、インド、ベトナム、ブルネイの4か国になります。

関西テレビ
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