この春気仙地区に就職した新社会人の合同歓迎会が、4月15日に岩手県大船渡市で開かれました。
2月に発生した山林火災で避難生活を経験した人も志を新たにしました。
合同歓迎会は毎年開かれていて、大船渡市、陸前高田市、住田町の18の職場から28人が出席しました。
大船渡市の渕上清市長は「めまぐるしく変化する時代。気仙の地で働く決意をしたことを頼もしく思う」と激励しました。
これに対し代表して佐野竜聖さんが誓いの言葉を述べました。
新社会人 代表 佐野竜聖さん
「仕事を通じてたくさんのことを学び経験し成長していけるよう努めていきたい」
出席者には大船渡市の山林火災で避難生活を経験した人もいます。
大船渡プラザホテル 三浦愛結さん
「(避難生活で)大船渡中学校に1週間ぐらいいた。(ホテルの仕事では)お客さんの動きを確認しながら、自分が何をすればいいのか判断することに一番気をつけている」
出席した人たちは、気仙地域の活力の原動力になろうと思いを強くしている様子でした。