14日未明、富山市で住宅1棟を焼き、焼け跡から身元不明の1人の遺体が見つかった火事で、火元は2階の寝室と見られることがわかりました。
この火事は、14日午前3時ごろ、富山市山室荒屋新町の古川靖さん(56)宅で、
「2階の窓から火と煙が見える」と近くに住む人から消防に通報があり、火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、木造2階建て住宅の2階部分が燃え、焼け跡から身元不明の1人の遺体が見つかったものです。
警察と消防による実況見分の結果、焼失面積は38平方メートルで、建物2階北東側の寝室が激しく燃えていることから、ここが火元とみられることが分かりました。
古川さんはこの家に1人で住んでいたとみられ、現在、古川さんと連絡が取れていないことから、警察は、遺体は古川さんの可能性があるとみて、身元の特定を急ぐとともに、出火原因を調べています。