セキュリティカメラなどを手掛ける「i−PRO」が、鳥栖市にあるパナソニックの工場を活用し、今年10月から生産を始めることが分かりました。

鳥栖市にあるパナソニックの関連会社「パナソニックコネクト」の佐賀工場は、今年9月に閉鎖することになっています。
東京に本社がある「i−PRO」はセキュリティカメラや医療用カメラの製造で国内トップシェアを誇り、今回、この工場を活用して今年10月からセキュリティカメラの生産を始めます。
工場では約300種類のセキュリティカメラを取り扱う予定です。
部品の製造から組み立てまで自社で一貫して生産し品質を高めることで輸出の拡大を目指しているということです。

台数は月に約1万4000台からスタートし、段階的に増産して2028年度には月に約4万台の生産を見据えています。
「i−PRO」は、「日本の技術力と品質に加え、コストや納期の面でもグローバルで戦える主力工場とする」としています。

サガテレビ
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