中部国際空港で2025年4月13日夜、小型ジェット機が滑走路を逸脱したことを受け、14日午後、国の事故調査官が現地に入りました。

 国土交通省によりますと、13日午後10時過ぎ、成田空港から中部国際空港に到着した小型のプライベートジェット機が、滑走路から外れて緑地帯に停止しました。

 ジェット機に乗っていた2人にケガはありませんでしたが、滑走路がおよそ3時間半にわたって閉鎖されました。

 国交省の運輸安全委員会は、重大インシデントに当たるとして調査を始め、さきほど午後4時ごろに航空事故調査官3人が現地に入りました。

 このジェット機は、2021年に岡山県の飛行場でも滑走路を外れる重大インシデントを起こしていて、鈴木規敏航空事故調査官は「過去の事案と比較しながら原因を調べていきたい」と話していました。

東海テレビ
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