旬の野菜の値動きを調査する「追跡!野菜のお値段」。
桜の季節が終わりつつありますが、市場には山の春の恵みが続々届いていましたよ。
それではまいりましょう、「追跡!野菜のお値段」!
*深津アナ
「地物の野菜はどんな感じですか」
*大松青果 大井山行雄会長
「地物の野菜はほぼナバナという感じになっているが、先週から相場も変わらず200~150円になってくる。ホウレンソウも160円くらいの予想。これは新葉」
*深津アナ
「ピンピン!はじくような弾力」
*大井山さん
「今日は初めてススタケが入荷。富山だと山王さんのころに煮物に使われたりする。今日は初めてススタケの入荷。あとはコシアブラ。天ぷらに向いている」
*深津アナ
「富山県民はタケノコ好きと先週やりましたが」
*大井山さん
「地物のタケノコ、黒河のが入荷し始めました。セリでキロ800円くらい。これで1本500円くらい」
県外産の野菜は...
*大井山さん
「全般的に端境期。切り替わりがあって、先週まで北海道産のジャガイモあったが、今週はない。入荷がほぼ終了。今週からは鹿児島などの新ジャガイモになってくるのでちょっとジャガイモは相場上がっています」
*深津アナ
「キュウリがたくさんあるぞ」
*大井山さん
「群馬が量的に増えた。あと高知もしばらくあるので、群馬産と高知産の併売になる。高知産は群馬に比べるとちょっと安いので大袋にして漬物用とかで販売される。色の濃さとイボイボがあるかどうかで、高知産か群馬産かわかる」
*深津アナ
「高知は時期的にはもう終わり?」
*大井山さん
「もうぼちぼち。5月の10日ぐらいまであると思う。これが今まで出てきていた高知産(冬キュウリ)。これが春キュウリ」
*深津アナ
「水分量も若干違いますか?」
*大井山さん
「こっち(群馬)のほうがみずみずしい」
*深津アナ
「今日の注目はキャベツですが…」
*大井山さん
「キャベツと言ったら市場に2津のタイプ。冬キャベツ、寒玉とかいう業務用、一年中収穫されるキャベツ。こちらは春キャベツ、業界では”春ベツ”ともいう」
*深津アナ
「結球の仕方が違いますね」
試食「ぽリぽり」
*大井山さん
「甘味が後からきます」
*深津アナ
「これは春キャベツ…水分量が違いますね!」
きょうは春キャベツとアサリの酒蒸しを作ります。
キャベツは1玉の半分一口大に切ります。
油、ニンニク、鷹の爪でアサリを炒めます。
*深津アナ
「アサリも今が旬ですね蓋をします。......お、開いてきましたね。そしてここにキャベツを入れます。これでキャベツで蓋をする感じで」
お酒と塩少々をふり、蓋をして5分ほど。
キャベツが柔らかくなったら完成です。
*深津アナ・大井山さん
「いただきます」
*大井山さん
「熱を加えても春キャベツは甘味が残っていておいしい」
*深津アナ
「シャキシャキですし、アサリのだしをキャベツが吸っていていくらでも食べられます。色も鮮やかで春らしい一品になりました」
春キャベツ冬キャベツともいま相場は市場価格で200円くらい。
年末に比べると(1玉1000円近く)通常の値段になってきた今が食べ時です。
それではお値段表見てみましょう。
市場価格、先週との比較です。
ホウレンソウは端境期のためやや値上がりです。
キュウリとトマトは入荷量が増えてきたためやや下がっています。
表にはないけどナスも同じ傾向。
ジャガイモは空欄になっていますが、VTRで紹介した通り、北海道産のジャガイモの入荷が終わりました。
一番下の欄に新ジャガイモ(鹿児島産)の値段1キロ4000円と表示しています。
お買い物の参考になさってください。