4月28日からアメリカで開かれるNPT=核拡散防止条約再検討会議の準備委員会に参加する学生たちが渡米を前に意気込みを語りました。

会見に臨んだのは長崎大学の学生で、核兵器のない世界を目指して活動するナガサキ・ユース代表団13期生の6人です。

6人は今月28日からアメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれるNPT=核拡散防止条約再検討会議の準備委員会にあわせて現地に派遣されます。

代表 今村陽さん
「現地で生の声や各国の姿勢など、現地でしか感じ取れない空気感など声色などもすべて私達で吸収して、今後の活動に生かしていきたい」

現地で会議を傍聴するほか、サイドイベントも開く予定です。

被爆3世でもあるメンバーが被爆の実相を伝えるため、被爆前後の長崎市内の航空写真を示したり、祖父母の体験などを交え、核兵器の非人道性を訴えます。

バンダービーン新愛さん
「祖母は被爆体験を私が幼い頃からよく話してくれていたが、祖父は」「あまりにも辛すぎて活動したり、声を上げることができなかったという対比をお話させていただこうと」

イベントでは世界各国の若者や核軍縮などを研究する人達とグループディスカッションもする予定です。

テレビ長崎
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