世界に活躍の場を広げる4人組の管楽器ガールズグループ「MOS」。
旭川出身で同市の観光大使もつとめるリーダーのErna(アーナ)さんが4月12日、北海道文化放送「いっとこ!みんテレ」に出演し、トロンボーンでの生演奏を披露した。

国内外で注目される4人組ガールズグループMOS
2017年に結成された「MOS」はブラスとダンスを融合させた4人組のガールズパフォーマンスグループで、SNSのフォロワーは150万人を超える。
「ジョジョの奇妙な冒険」のBGMをカバーした動画がTIKTOKで話題となった。
海外での活躍と北海道での凱旋ライブ
MOSの名が海外で広くに知れ渡ったのは2023年。アメリカの人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に出演し、審査員満票を獲得した。
翌2024年には、F1シンガポールGPのゲストライブに、日本から唯一参加。さらにドバイ、ベトナム、タイなど国外での活動の幅も大きく広げた。
2025年の活動テーマを「日本での音楽シーン」と位置付けるMOS。
3月にはアルバム「The GAME」をリリースし、現在は「MOS SPRINGTOUR 2025 COME TOGETHER Powered by でらゲー」と題した全国6都市でのツアー中で4月29日(火・祝)には初めてとなる札幌でのライブを「SPiCE SAPPORO」で開催する。

北海道での楽しみはラーメン
番組に出演したErnaさんは「今日は初めてがっつりテレビに出させていただいて、もっと北海道に帰ってきて露出の場を増やしていきたいという気持ちが強まりました。北海道での楽しみはやっぱりごはん。寝る時間を削って夜パフェ行って楽しむのはメンバーも同じです。帰ってきて必ず食べるのはラーメン。旭川では「青葉」「天金」などいきつけがありますが、札幌の味噌ラーメンも開拓していきたい」と話した。

人生初エスコンフィールドでのファーストピッチ
4月13日(日)には、「エスコンフィールドHOKKAIDO」で開催される北海道日本ハムの試合後イベント「AFTER GAME FIELD」でのパフォーマンスが予定されている。
これまでの人生でボールを投げたことがほとんどないというErnaさんは、リハーサルの合間など1か月間練習を積んできた。どんなピッチングを見せてくれるのだろうか。
これからの活動については「海外でも今まで通り活動していきますが、まずは6大都市ツアー残り4公演を成功させること。さらに日本でのライブ活動やフェスへの参加など日本の音楽シーンにもっと露出をしていきたい」と抱負を語った。
“ブラダン”という新しいジャンルを世界に伝え続ける「MOS」は、MusicOmotenasiSistersの略。
これからも音楽で“おもてなし”をしていくグループとして活動を続ける。
