新幹線の座席の後ろから伸びる足。
窓際のひじ掛けに組んだ足がはみ出している様子が画像に写っています。

今、新幹線や飛行機など、公共交通機関でのマナー違反がSNS上で相次いで報告されています。

この画像を投稿したのは、人気格闘技番組「ブレイキングダウン」に出演経験のある男性です。

仕事のため、新幹線で新大阪駅から新横浜駅へ向かっていたところ、ひじ掛けに足を乗せた人物に遭遇したといいます。

男性は当時の状況について、「新幹線の指定席だったが、しばらくすると急に違和感があって後ろを見たら、肘置きのところに足が出ていた。びっくりした」と話しました。

ひじ掛けに足を載せていたのは、40代くらいの男性だったといいます。

その後、リクライニングを倒すと、ひじ掛けに足を乗せていた男性は足を下ろしましたが、投稿者の男性は「ずっと足があったところなので、そこも使えず。2時間ちょっとの移動でしたが気も休まることもできなくて、不愉快でしたね」と話しました。

この画像を見た街の人からは、「めちゃくちゃ嫌です。臭そう!みたいな。気になってゆっくり車内で過ごせなそう」「腹立つというか気持ち悪い。自分のテリトリーに侵食されている」「不快な気持ちはしそう。きれいではなさそう」などといった意見が聞かれました。

こうした投稿は他にもありました。

後ろの座席に座っていた若い女性が、ひじ掛けに足を載せている様子がわかる写真。

投稿者によりますと、2024年9月に旅行で沖縄・石垣島を訪れ那覇空港へ戻る際、外の景色を楽しむため窓をのぞこうとしたところ、この場面に遭遇したといいます。

投稿者の女性は「最初ちょっと怖かった。何があるのか分からなくて。あんまり気持ちがいい感じではなかった」と話し、不快に感じたといいますが、注意はできなかったといいます。

その理由は、「トラブルになるのは嫌ですし、我慢すればいいかという感じ。どういう方か分からないので、関わりたくないというのが本音です」というものでした。

公共交通機関での「足」を巡るマナー違反は他にもありました。

3月25日、JR京葉線の車内で撮影された写真には、ピンク色のスーツケースの上に女性が足を乗せている様子が写っています。

投稿者は「4人組の外国人が向かい合って大声で話していた。スーツケースに足を乗せて通行を妨害。通る事ができなかった」と話しました。

マナー違反を目撃したという人は、周囲の人がどう思うかを考えて行動してほしいと訴えています。