AIやプログラミングなどデジタル技術の活用を競う高校生のイベントで、最優秀賞などを受賞した鹿児島情報高校の生徒たちが鹿児島市の下鶴市長を表敬訪問しました。
鹿児島市役所を訪れた鹿児島情報高校の5人の生徒たち。
このうち情報システム科の4人は、3月開催されたAI甲子園inやまがたで、飲食店の来客数を、過去の来店情報と天気データを元に予想するAIを発表し、最優秀賞を受賞しました。
鹿児島情報高校 情報システム科2年・庭田かりんさん
「天気によって来客人数が変わるので、それを予想して店主に使ってもらおうと思って。フードロスとか、その日どれくらいメニューを作るかとか(に使える)」
鹿児島市・下鶴市長
「可能性を秘めたソリューション。いろんな飲食店がほしい解決策だと思う」
また、メカトロニクス科3年の尾辻佑樹さんは全国情報教育コンテストに「指のリハビリゲーム機」を出品。
点滅するボタンを1本、または2本の指で素早く押すゲームで、クリエイティビティ賞やアイディア賞などの賞を受賞しました。
鹿児島情報高校 メカトロニクス科3年・尾辻佑樹さん
「友人が交通事故で指の神経をやられたので友人の助けになればと作った」
下鶴市長もこのゲームに挑戦!
鹿児島市・下鶴市長
「これはけがをしていなくても頭の体操になるのではなかろうか」
指リハビリゲーム機は、13日から始まる大阪・関西万博でも展示が予定されているということです。
生徒
「(万博に)展示されると聞いてびっくりした。展示を機にリハビリの重要性などを認識してもらえたら」