大分県内多くの小学校で11日、入学式が行われました。
笑顔で学校生活をスタートさせた新1年生たちに頑張りたいことなどを聞きました。
小さな背中にピカピカのランドセルを背負う子供たち。笑顔で記念写真を撮っていました。
大分市の豊府小学校です。この春、129人の新1年生が入学しました。
入学式では新入生を代表して橋本憐さんと足立吉さんが元気よくあいさつをしました。
◆足立吉さん
「小学校に入学するのを楽しみにしていました。わからない時は教えてください。一生懸命頑張ります!先生、お兄さんお姉さんよろしくお願いします」
県教委によりますと、11日は県内の公立小学校と義務教育学校246校のうち、およそ6割の154校で入学式が行われました。
この春入学の新1年生はおよそ7400人だということです。
新1年生の皆さんに頑張りたいことや楽しみなことを聞いてみました。
(頑張りたいことは?)
◆男の子
「テスト!」
(テストで何点とりたい?)
「100点とりたい!」
◆女の子
「5の段」
◆男の子
「給食で、嫌いなものがあっても頑張って食べる」
(何が嫌い?)
「レバーとか」
こちらの女の子は英語を頑張りたいそうです。
(英語で自己紹介できる?)
◆女の子
「ますおあおです!」
緊張のせいか日本語で自己紹介してしまいました。
それでも・・・
◆女の子
「Apple」
最後は美しい発音で英語を披露してくれました。
(楽しみたいことは?)
◆男の子
「やまちゃんと遊ぶ」
「ブランコ!!」
◆男の子
「うーん、側転かな」
「いくよ!」(側転を披露)
元気いっぱいの新1年生たち。
これからワクワクとドキドキに満ちた小学校生活が始まります。
ここからは県内の小学校の児童数を見ていきます。
2025年3月1日時点でおよそ5万2000人です。
では、以前はどれくらいの人数だったんでしょうか。
TOSが開局した55年前、1970年の小学校の入学式の様子です。この年の児童数は11万4041人で、現在の2倍以上でした。
県によりますと、統計が残る中で、児童数が最も多かったのは1958年度で19万9483人でした。なんと現在のおよそ4倍です。
児童数の減少に伴い、小学校の数も減り続けています。
ピーク時の1956年度には479校でしたが、2024年度は260校に。
その一方、大分市では2024年、大在東小学校が新設されました。
地区の人口増加で児童数の適正化を図ろうと、大分市内では19年ぶりの新設でした。