信号機のない横断歩道では車は「一時停止」するよう呼びかける啓発活動が、高知県内で10日、一斉に行われました。

高知市北久保ではロードサービスを行うJAFや警察官ら約20人が街頭に立ちました。

道路交通法では、信号機のない横断歩道に横断の意思がある歩行者がいる場合、ドライバーは「一時停止」をすることが義務付けられています。

JAFが2024年8月に行った全国調査では、高知の一時停止率は全国平均の53%より10ポイント以上低い42.2%でした。

JAF高知支部 佐藤誠三支部長:
「歩行者は(車が)止まってくれるかどうか大変心配なわけです。そういうことを分かってくれる運転手が1人でも増えてくれれば、歩行者も渡りやすいんじゃないか」

県警によりますと、2024年に信号機のない横断歩道で発生した人身事故は12件で、歩行者1人が亡くなり11人が負傷しました。

高知さんさんテレビ
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