柔らかな曲線などで独特の世界観を描く県出身の画家、桑水流みきさんの個展が鹿児島市で開かれています。
いとおしい我が子を優しく抱擁する母親。
深い愛情で結ばれる親子の姿が描かれています。
鹿児島市の山形屋画廊で開催されている「桑水流みきFine Art展」。
鹿児島市出身の桑水流さんの愛や癒やしをテーマにした作品約50点が並びます。
医療関係の仕事を経て約30年前に渡米した桑水流さん。
そこで触れた絵画に心を動かされ画家の道を歩みます。
新作の「昇龍」です。
コロナ禍で落ち込んでいたモチベーションを上げようと、自身の気持ちを勢いよく昇る龍で表現しました。
油彩の絵の具と金箔を重ね合わせることで、見る角度によって色彩が変化するそうです。
県出身の画家・桑水流みきさん
「作品を通じて自分自身と向き合ったり、心が解放されるような癒やされるような、そういう時間を過ごしてほしいという思いで展覧会を準備してきた。実物を見てもらい、本物の作品に触れてほしい」
来場者
「きれいな心で癒やしてもらっている」
「“円”のタッチと優しい色彩で見ていて元気をもらえるような絵ばかり」
桑水流さんの個展は4月15日まで開かれています。