鹿児島県内の各学校では入学式も終わり、新入生の皆さんは期待と不安の中、新生活を過ごしているのではないでしょうか?
そんな中、大事になってくるのがお昼ご飯ですよね。
約2500人が新たに仲間入りした鹿児島大学で、新入生たちのランチ事情を探りました。
鹿児島市の鹿児島大学郡元キャンパス。
その中にあるのが中央食堂です。
週代わりで様々なメニューが楽しめ、ロースカツカレーは506円(税込)。
サーモンがふんだんに乗ったサーモンビビンバ丼は561円(税込)。
物価高の中でも学生に優しい低価格が売りの一つです。
そんな学食を求めて、オープンの午前11時から続々と学生たちが訪れ、レジ前には行列が。
新入生が感じる学食の魅力を聞きました。
新入生
「安くておいしい」
「すごく(価格が)良心的」
「味も高校(の学食)よりもレベルが上がっている感じがして楽しい」
「5、6回くらい(学食に来ている)」
Q.なぜ5、6回も来ている?
「安くて、うまくて、早いから」
「家では作るのが難しいものもたくさん食べられるし、値段も財布に優しいのでこれからも使いたい」
「メニュー表にカロリーが書いてあって、ダイエット中なのでありがたい」
中にはこんな学生もー
「節約のためにおにぎりを持ってきて、ちょっと物足りないからコロッケも食べようと」
昼前になるとほとんどの席が埋まる混雑っぷり。
学生たちは友人らと雑談しながら、午後からの授業に向けて昼のひとときを楽しんでいました。
一方、弁当がいいという鹿大生が集まるのは、大学の目の前にあるからあげ店。
小雨が降る中でも正午をすぎると学生たちで長蛇の列ができていました。
こだわりの鶏肉を使った弁当が430円から味わえます。
新入生
「学食が混んでいたので(来た)。きょうが初めて。色々なところを散策してみたい」
多くの人が買い求めるものの、取材中には新入生の姿はあまり見られません。
その理由を先輩に聞いてみると-
2年生
「みんな最初は(学食に)行くが、からあげ本舗とか周りのお店に行った方が楽だから、こっちを選んでいる」
「すぐ近くにあるトマトのラーメンもおいしいのでおすすめ」
入学から10日が4日目。
高校までとは大きく違う授業形態に新入生たちはとまどいながらも、お昼ご飯をしっかり食べて今後の明るいキャンパスライフを描いていました。
新入生
「思っていたより大変だけど、楽しい」
「バレー部に入ることを決めていて、26日に花見があると聞いているのですごく楽しみ」
「音楽系のサークルがたくさんあるので新勧に行ってみたい」
「『大変だな』と思うけど、自分が学びたいことを専攻できているので、まだ始めたてだけど楽しみ」