2020年の知事選を機に2つに分かれていた県議会の自民系の会派が、合流する方向であることがわかりました。
複数の関係者によりますと、県議会の最大会派、自民党議員会と第二会派の自民党新令和会は11日にも合流する方向で合意したということです。
現在30人が所属する自民党議員会に新令和会の5人が加わることになり、県議会の定数40のうち35人が属する大会派となる見通しです。
県議会の自民党の会派を巡っては、2020年の知事選を機に、当時の現職を支持した議員会と、新人だった新田知事を支持した新令和会の2つに分裂していました。
合流は、新令和会が議員会に申し入れたもので、夏の参院選を前に合流することで、一致結束をアピールする狙いがあるとみられています。
自民党県連は11日に会見を開き、会派の合流を正式に発表する見通しです。