大分県内の企業を対象に生成AIの活用状況を調査した結果、「使用している」と回答した企業は10%ほどだったことがわかりました。
この調査は大銀経済経営研究所が2024年10月、行ったもので、県内企業の216社から回答がありました。
この中では、入力された情報をもとに文章や画像などを作成する生成AIの活用について60%あまりが「興味がある」と回答しています。
一方、「業務で使用している」と回答した企業は13.9%にとどまっています。
また、活用にむけた課題については、「活用方法がわからない」と回答する企業が最も多く、次いで、「詳しい人材がいない」などの回答が続いています。
調査を行った大銀経済経営研究所は、「関心の高さと活用が遅れている現実のギャップが明らかになった。人材不足が叫ばれる中、生成AIの活用に向けた体制の構築が必要だ」などと分析しています。