大分県内では2025年交通死亡事故が多発しています。県警は9日、2024年1年間に交通事故が多く発生した交差点を発表し、注意を呼びかけました。
県内で2025年発生した交通死亡事故は11件で、このうち7件が交差点内で発生しています、全体の件数は前の年と比べて4件多く増加傾向となっています。
県警は対策を図るため県内で交通事故が多発しやすい交差点上位10か所を発表しました。
2024年、最も多かったのが大分市の椎迫入口交差点で13件で、このうち自転車が絡む事故は5件発生しています。
次いで多かったのが大分市森にある信号の無い交差点で12件です。
こちらは、全体のうち9件が出合い頭による事故となっています。
このほか、大分市の賀来橋北詰交差点や加納西交差点、顕徳町1丁目交差点などが事故が多い交差点となっています。
県警は主要幹線道路のほか、渋滞を避けて通る抜け道と交通量が多い道が交わる交差点で事故が起きやすいと分析しています。
県警の後藤和樹交通部長は「関係機関と連携しながらそれぞれの交通実態に応じた効果的な対策を推進していきたい」と話しています。