富山グラウジーズのホームアリーナとなっている富山市総合体育館の第1アリーナが9日から改修工事のため休館しました。
観客席を増設するなどし、来年10月にリニューアルオープンします。
*リポート
「きょうから閉館となる第1アリーナ、アリーナの前にはこのような張り紙がされていて、この先のランニングコースなどは立ち入り禁止となっています」
26年前の1999年に開館した富山市総合体育館。
プロバスケットボールの試合や大相撲の地方巡業をはじめ、様々なイベントが開かれてきましたが、施設の老朽化などが課題で、今月からおよそ1年半かけて大規模な改修が行われます。
*利用者は
「休館になるのは初めて知った」
「もっと良いアリーナになってほしい」
改修の大きなきっかけとなったのが富山グラウジーズのBプレミア参入です。
市の総合体育館はグラウジーズのホームアリーナで改修後は観客席が5000席に増設されるほか、スイートルームやラウンジの新設される予定です。
そのアリーナの新たな愛称は「YKK AP ARENA」。
富山市は、アリーナの運営に民間事業者のノウハウをいかすことで、収益の最大化を図るとともに、富山駅周辺の賑わいづくりにつなげたいとしています。
*富山市市民生活部 スポーツ健康課 関野大志郎課長代理
「にぎわいを施設内にとどめるのではなく、駅の方に客を呼び込み、消費をしてもらう。周辺に還元していく仕掛けを期待している。市総合体育館が駅北の集客の核となって中心市街地の更なる活性化につながると期待している。」
新たなアリーナは来年10月にリニューアルオープンする予定です。
改修中のグラウジーズのホームゲームは富山空港近くの県総合体育センターで行われます。