日本学生野球協会は部員への暴言や不適切な指導があったとして富山県の高岡高校野球部の監督を半年間の謹慎処分としました。
これは日本学生野球協会が8日の審査室会議で、全国の高校の不祥事11件に対する処分を決定したものです。
県内では、不適切な指導があったとして高岡高校野球部の監督に対し、先月26日から6か月の謹慎処分としました。
監督を務める60歳の教諭は、去年6月から8月にかけて練習試合の後に部員を正座させたほか、「下手くそ」「試合に出させないぞ」などと発言していたということです。
去年10月、部員の保護者から学校に連絡があり事態が発覚しました。
高岡高校は、「安全安心な部活動の体制づくりや保護者との連携を強化していく」としています。
このほか、未来富山では、部内で野球部員によるいじめがあったとして、先月1日から対外試合1か月禁止の処分となりました。