長野市の善光寺大本願の新住職に川名観惠(かわなかんえ)上人が就任しました。会見で「戦争のない平和な世界になるように」と述べました。
4月9日午前6時半過ぎ、善光寺本堂の前で信徒らに「お数珠頂戴」を行うのはこの日にで善光寺大本願の住職に就任した第122世・川名観惠上人です。
本堂では約1時間、読経などの「お朝事」を行いました。
川名上人は1940(昭和15)年生まれの85歳。東京の青山善光寺住職や大本願の副住職を務め、28年間務めた鷹司誓玉(たかつかさせいぎょく)上人に代わって善光寺のトップの重責を担うことになりました。
就任会見で川名上人は次のように述べました。
川名観惠上人:
「戦争の無い平和な世界になるよう、多くの方々が幸せに暮らせるように念じつつ、つとめてまいりたい」
善光寺は2027年には御開帳という一大行事を控えています。