鹿児島市の明和小学校と明和中学校を統合し、新しく設置する義務教育学校のあり方を検討する委員会の初会合が開かれました。
鹿児島市教育委員会は子供の減少や住民からの要望を受け、明和小学校と明和中学校を統合した小中一貫の義務教育学校の設置を目指しています。
「あり方検討委員会」は学校の特色などについて意見を交わす場で、小中学校の保護者や地域住民など12人が委員に委嘱されました。
初めての会合では義務教育学校の特徴や今後の方向性などが説明されました。
鹿児島市教育委員会によりますと、義務教育学校の設置場所は小学校か中学校の敷地とする方針ですが、設置の時期も含め具体的な内容は委員会で出された意見なども踏まえ今後、決定するということです。
あり方検討委員会・上谷順三郎会長
「この校区だからこそ行われていたことも生かしながら、それを盛り込めるような義務教育学校づくりが大事だし、街づくりにとってもすごく大事だと分かったので、そのことも考えながら検討していきたい」