暴走族「関東連合」の元メンバーで、カンボジアを拠点とした特殊詐欺グループのトップとみられる男が逮捕された。

タイから移送され逮捕されたのは、「関東連合」元メンバーの冨沢こと山口哲哉容疑者(46)だ。
山口容疑者は2022年、大阪市の女性(70代)に嘘の電話をかけ、約30万円をだまし取った疑いが持たれている。

警察によると、山口容疑者はカンボジアを拠点とした特殊詐欺グループのトップとみられるほか、日本料理店を経営し、この事件とは別の特殊詐欺グループの拠点に弁当を配達していた。

――詐欺グループの幹部という話もあるが?
山口哲哉容疑者(46):
本当違うっすね。幹部じゃない。弁当出してただけですよ、俺は。

調べに対し、山口容疑者は「関係ない。全く知らない」と容疑を否認しているということだ。

また警察当局は、同じく関東連合の元メンバーで国際手配されている見立真一容疑者(46)について、山口容疑者が何らかの事情を知っている可能性もあるとみて調べを進める方針だ。
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